構造特徴・概要 |
橿森稲荷神社前の石階前に建つ鳥居である。笠木・島木・柱・額束・貫より構築され、柱の基部に亀腹を置く。笠木と島木は、二本継で、柱上部位置より大きく外上方に反上がり鼻は投墨に切る。貫は、断面長方形で外側に貫通している。柱は円柱形でほぼ直立する。島木を支える上端部に台輪がある。基礎部には円形の亀腹が置かれ、上面に柱を組んでいる。額束は貫の中央部に位置し、四隅が剣先上に整形され、中央部に長方形の額を設け「橿森稲荷神社」と彫られる。 |
規模 |
【全体規模】高:385.5㎝・ 幅:462.0㎝・ 奥:68.0㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【額束】 橿森稲荷神社
【右柱正面】 明治廿五辰年九月吉日 奉獻 佐賀郡大堂村 願主 平山和平義政
【右柱右面】 世話方 教導職原口幸八教定 ■ 榮子
【左柱正面】 佐賀郡大堂村 平山宗八義政 當所 世話方 石工 野田新作 ■導職 原口幸八 ■ 榮子 |