仁比山神社の狛犬
にいやまじんじゃのこまいぬ

資料解説

吽形の狛犬です。銘文より玄透法印の発起により、江戸時代の天保7年(1836)に石灯籠とともに建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 狛犬
名称 仁比山神社の狛犬(にいやまじんじゃのこまいぬ)
所在地 神埼町 的 仁比山
場所 仁比山神社境内、本殿前石階段の左右1対に建立され、向って右に位置する。
年代 江戸 天保7年 (1836年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 1152

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 阿行の狛犬である。方形基壇に切石を2段組んだ基礎上に方形の台座を置く。牡丹文を彫った岩座に前脚を乗せ後足は左を踏ん張り、右は岩座に乗せる姿勢である。台座に銘文を刻んでいる。大きく口を開け、上歯が4本と左右の牙が、下歯は6本である。鼻は大きく突出し、鬣は大きな巻き毛で精緻に彫られる。後足は踏ん張った筋肉が明瞭に掘り出され、尾は大きく3つに分かれた巻尾である。
現状 破損・欠損・補修等は認められない。
背景・由来・伝承 石灯籠とともに奉納された狛犬である。
特記事項
規模 【全体規模】高:193.0㎝・ 幅:97.0㎝・ 奥:126.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【基礎上正面】
 維時天保七年歳次
 丙申暮春穀旦建之
【基礎上右面】
 奉獻
【基礎上左面】
 石燈籠施主中

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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