speaker_notes詳細情報
構造特徴・概要 |
古墳石室内に建立された、基壇・基礎・塔身・屋根で構成される。基壇は、方形の石材を長方形に組み、2基の石祠が乗る。基礎は、平面方形の一石造りで上面やや後方側に塔身を建てる。塔身は、断面U字形の一石造りで、正面内部に、伊勢天照大神宮の神号を中央に彫り、右側に彦山三所大権現・稲荷大明神・八幡大菩薩を左側に春日大明神・白山明理大権現・天満大自在天神の神号が彫られている。扉は片扉で表面に建てよ子の桟を組んだ桟唐戸形式の扉が付く。屋根は、入母屋形式で、大棟は方形状に明瞭に作り出している。切妻側に懸漁が見られる。 |
現状 |
塔身、右側壁部並びに屋根の軒先部を欠損する。 |
背景・由来・伝承 |
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特記事項 |
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規模 |
【全体規模】高:110.5㎝・ 幅:110.0㎝・ 奥:61.0㎝ |
材質 |
安山岩 |
製作・建立者 |
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祭・行事 |
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祭神・宗派 |
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銘文 ※1、※2 |
【塔身正面】 彦山三所大權現 稲荷大明神 八幡大菩薩 奉請 伊勢天照太神宮守護 春日大明神 白山明理大權現 天満大自在天神 |
※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。