正一位稲荷大明神鳥居
しょういちいいなりだいみょうじんとりい

資料解説

正一位稲荷大明神の鳥居で、明治3年(1870)に建立されています。蓮池の城原町石工で祐助の名があります。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 鳥居
名称 正一位稲荷大明神鳥居(しょういちいいなりだいみょうじんとりい)
所在地 千代田町 境原 原の町
場所 若宮神社拝殿内に所在する。
年代 明治 明治3年 (1870年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 5912

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 正一位稲荷大明神の鳥居で、笠木と島木は二本継で中央部より反増し、端部は大きく上方に反る。鼻は右側が欠損する。貫は新調されて、右柱外部が元の貫が残存する。島木と貫の愛大に額束を建て「正一位稲荷大明神」と彫られた扁額が付く。柱は一石で垂直に建つ。基礎部に亀腹を置き、上端部には台輪が付く。
現状 笠木の一部を欠損する。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:281.5㎝・ 幅:333.0㎝・ 奥:58.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【額束正面】
 正一位稲荷大明神
【右柱正面より時計回り】
 神垂祈祷 五穀成就     吉岡多助
                   岩本平兵衞 
                   岩本嘉兵衞
                   辻 紋平
                   吉岡庄七
                   増田市平
                   酒見徳助
                   宮地利平
                   井上幸助
                   吉岡丈助
                下神代
                   実松利七
                   石橋常七
                   福島政助
  
    従五位  藤原生成
 大宮司            東若者中
    嫡 男  藤原生芳   舩津兵助     
               心配方    城原甼
                 大嶋判蔵  石工 祐助
                 辻 源助
【左柱正面】
 國家安全萬民豊樂
     
        願主 副島藤七
 二柱建立     講衆中
【左柱左面】
 明治三年庚午季
   正月吉神日 西若者中  富石利平太
                   原 喜エ門
                   山口吉蔵  
                   江口喜平
                   永松文六
                   中野良平 
                   吉岡幸七
                   副島半蔵
                   松本久左エ門
                   西岡武衞門
                   坂井儀平
                   中野儀七
                   小寺壽エ門
                   野副作衞門
                   石橋半左エ門

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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