観世音石祠
かんぜおんせきし

資料解説

松林寺に習合された龍蟠院跡に立つお堂内に祀られる石祠です。塔身内面正面に「龍蟠院 本尊観世音」と彫られています。銘文より享和3年(1803)に松林寺住職により建立されたことが分かります。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 文字塔・信仰形態 > 観音信仰
名称 観世音石祠(かんぜおんせきし)
所在地
場所
年代 江戸 享和3年 (1803年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 685

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・塔身・屋根で構成される。基礎は平面四角形の一石造りで、塔身は両扉が付く構造で、側壁は左右が1枚板で裏面が2名の板石を組んでいる。屋根は入母屋造りで唐破風が付く。内部に石造の観音菩薩像を祀る。塔身内面正面に「龍蟠院 本尊観世音」と彫る。
現状 破損・欠損・補修等は認められない
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:88.0㎝、幅:55.0㎝、奥:51.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【右面】
           松林■■■■
 享和三年癸亥十二月吉日
           現住松林二■
【正面】
 龍盤院
   本尊観世音
【左面】
 世話人  國■■■
        ■佐ェ門
  ■■■■
     ■右ェ門

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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