汐取り祭
しおとりまつり

資料解説

姉川地区に伝えられているお汐井取り行事で、中地江川下流の潮が遡ってくる地点で行われます。赤・黒一対の天狗面を先頭に現地に赴き、御幣と天狗面を飾り、榊で川の真水を御幣と天狗面に掛け、風水害除け、五穀豊穣、地区の繁栄等を祈願する行事です。220日目の台風や災害が多い時期に行われ、市内では中地江川流域と城原川流域の8か所で現在も行われています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 民俗 > 祭・行事 > 年中行事 > 秋の行事(9・10・11月)
名称 汐取り祭(しおとりまつり)
所在地 神埼町 姉川 姉川下分
場所 下分天満宮、浜水門
年代 -- --年 (0年)
年代根拠 --
指定区分 --
資料番号 4618

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 中地江川下流の潮が遡ってくる地点で行われる行事で、9月12日に行われていたことより十二日籠弥お汐井取りとも呼ばれる。
姉川地区の4地区(上分・下分・西分・東分)で行われ、各地区前日に、天満宮において神降ろし神事を行い、翌日に中地江川下流の浜水門において神事が行われる。水門の東側の場所に御幣と赤の天狗面を左に、黒の天狗面を右に設置し、榊で川の水をつけ御幣と天狗面に掛ける。以前は、蓮池の方まで行っていたようであるが、現在は浜水門にて行われている。これは、神様を御幣に乗せて禊をすると言われている。中地江川での神事が終ると、若宮神社に参拝し、各地区に戻り神上げ神事が行われる。
現状 ・以前は、蓮池まで行っていたようである。
・元々上下分は一緒だったので、上下分で一対の天狗面で、神事も上・下合同で現在は行われている。
背景・由来・伝承
特記事項 ・天狗は猿太彦で、神様が行く前を露払いするのが役目
  → 天狗を先頭に神輿(御幣)に神様を乗せていく
規模
材質
製作・建立者
祭・行事 9月12日(基準日)
9月11日(2009年)
祭神・宗派
銘文

※1、※2

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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