若宮神社鳥居
わかみやじんじゃとりい

資料解説

藏戸の若宮神社に文政5年(1822)に境原宿の糀屋小寺利七が願主となり砥川の石工である平川長左衛門により建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 鳥居
名称 若宮神社鳥居(わかみやじんじゃとりい)
所在地 神埼町 本堀 蔵戸
場所 若宮神社
年代 江戸 文政5年 (1822年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 4754

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 藏戸の若宮神社境内に建つ稲荷形式の鳥居である。笠木と島木は二本継で、柱上部より反増し、鼻は襷墨に切り落とす。貫は、断面長方形で、柱間の長さの約1/4ほどが柱外に突出する。島木と貫の間に「若宮社」と彫られた額束を置く。柱は一石造りでほぼ垂直に建てられている。基礎部に亀腹を置き、柱上端部には島木を支える台輪が付く。左右の柱には銘文が彫られる。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:317.0cm・ 幅:382.0cm・ 奥:37.5cm
材質 安山岩
製作・建立者 願主:境原宿糀屋 小寺利七
石工:平川長左衛門
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【額束】
 若宮社

【右柱・正面】
 奉寄進門一柱天下泰平國土安穏天長地久武運長久
            御信仰之御領主

【左柱】
 萬民快樂村中繁昌一々如意吉祥満足 當村氏子中
                法印権大僧都榮觀
     文政五年龍舎壬午孟春吉且座主了泉坊
                    神埼郡境原宿糀屋
                       小寺利七
                    石工 平川長左ヱ門

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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