上六丁天満宮の鳥居
かみろくちょうてんまんぐうのとりい

資料解説

安永5年(1776)に建立された鳥居で、大檀那として山村惣三郎・山村伊左衛門・山村金兵衛の3名、石丸喜右衛門・麹屋藤次郎、石工野口武兵衛の2名が刻まれ、石工 野口武兵衛により製作されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 鳥居
名称 上六丁天満宮の鳥居(かみろくちょうてんまんぐうのとりい)
所在地 神埼町 横武 上六丁
場所 上六丁天満宮内に位置する。
年代 江戸 安永5年 (1776年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 4149

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 参道に建つ明神形式の鳥居である。笠木・島木と柱は二本継である。笠木と島木は柱上部付近より外上方に反りはじめ、鼻は襷墨に切り落としている。貫は、柱の外に突出している。島木と貫の間に「天満宮」と彫られる額束を建てる。柱は、二本継で下部の径がやや大きく、ほぼ直立して建つ。基礎部に亀腹があり、上端部に島木を支える台輪状の帯が作り出されている。左右の柱には、銘文が彫られている。
現状 保存状態は、良好である。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:284.0cm・ 幅:355.0cm・ 奥:55.0cm
材質 安山岩
製作・建立者 大檀那:山村惣三郎・山村伊左衛門・山村金兵衛
惣姓子中
 石丸喜右衛門・糀屋藤次郎
石工:野口武兵衛
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【額束】
 天満宮
【右柱正面】
    安永五丙申天二月吉旦
 奉建立天満宮石鳥居一墓神埼郡上六丁牟田村
【左柱正面】
 大檀那 山村惣三郎
     山村伊左衛門 惣姓子中
     山村金兵衛     敬白
              石丸喜右衛門
              糀屋藤次郎
              石工
              野口武兵衛

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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