地蔵菩薩像
じぞうぼさつぞう

資料解説

舟形光背が付く地蔵菩薩亥立像です。基礎・反花座・蓮華座・塔身で構成されており、享保8年(1723)に牟田ヶ里村の貞包新右衛門により菩提を弔う目的で建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 菩薩
名称 地蔵菩薩像(じぞうぼさつぞう)
所在地 神埼町 神埼 二丁目
場所 泰蔵寺境内
年代 江戸 享保8年 (1723年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 3891

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・反花座・蓮華座・塔身で構成される。基礎は、一石造りで平面方形である。正面に年号と2名の戒名・願主名を線彫りする。反花座は浮き彫り風に花弁を彫り、端部は蓮弁の先端部状に10か所反上がる。上部に蓮華座が乗り、単弁の蓮文と間弁を廻らしている。塔身は舟形光背が付く厚肉彫りの地蔵菩薩立像である。光背は細長く上部が尖り、上端部の側面には面を持つ。像は、剃髪で白毫があり、衲衣を纏い胸元で合掌印を結ぶ。足には沓を履く。
現状 光背の上端部は折損し補修されている。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:139.0cm・ 幅:46.5cm・ 奥:43.0cm
材質 安山岩
製作・建立者 牟田ヶ里村
 貞包新右衞門
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【正面】
 享保八卯天
 尊像奉造立
 爲宗徹信士
 爲妙槿信女
 佛杲菩堤也
 牟田ヶ里村
 貞包新右衞門

 四月廿有四日

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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