櫛森神社鳥居
くしもりじんじゃとりい

資料解説

櫛森稲荷神社参道に建つ文化7年(1810)に建立された鳥居です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 鳥居
名称 櫛森神社鳥居(くしもりじんじゃとりい)
所在地 神埼町 神埼 三丁目
場所 櫛田宮内
年代 江戸 文化7年 (1810年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 3434

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 櫛森稲荷神社参道に建つ明神鳥居である。笠木・島木・額束・貫・柱・亀腹で構成される。笠木と島木は、柱上部より反増しが始まり、鼻は襷墨に切り落とす。貫は、中央部が新調され、柱の外側に柱間の長さの約1/4が突出する。島木とに貫の間に「櫛森神社」と彫られた額束を建てている。柱は、ほぼ垂直に建てられ、基礎部には亀腹が、上端部には島木を支える台輪が明瞭に作り出されている。柱上部の銘文は時代が古く、柱下部には新しい銘文が彫られている。。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:269.0cm・ 幅:344.5cm・ 奥:86.5cm
材質 貫の中央のみ:花崗岩
その他部位:安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【左柱裏上面】
 天下清平村中無難
 領主鍋嶋市佑周熙

【右柱裏上面】
 文化七龍舎庚午
 春王二月氏子中

【額】
 櫛森神社

【左柱下半部『】
 猪面村
 吉岡末吉
 井手長三郎
 貞富愛次郎
 樋口忠三郎
 樋口政吉
 中野廣吉
 中野豊吉
 井手彌六
 相良熊市
 栗山為七
 吉岡野■?

【右柱表下部】
 大正九年四月吉日

【右柱裏下半部】
 田手石工 徳永淺次郎

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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