構造特徴・概要 |
櫛森神社の参道に建つ鳥居である。笠木と島木は二本継で、柱上部より反増している。鼻は襷墨に切り落とされている。に貴は、柱外側に左右の柱の間の長さの約1/4ほどが突出する。島木とに貫の間に「稲荷神社」と彫られた額束を建てる。柱は、基礎側がやや太く、内側に基部の径の約1/3ほど内転びで建てられている。基礎部に亀腹を置き、上端部には島木を支える台輪状の帯を造り出す。柱には銘文が彫られているが、一部消されている部分が認められ、他の鳥居の再利用の可能性も考えられる。 |
規模 |
【全体規模】高:289.0cm・ 幅:314.0cm・ 奥:61.0cm |
銘文 ※1、※2 |
【額】 櫛森神社
【左柱裏面】 石工 平川安国
【右柱正面】 明治七年戌旧十一月再建 施主 講中 |