三界万霊地蔵尊像
さんかいばんれいじぞうそんぞう

資料解説

三界萬霊地蔵尊塔で、安居院中興の湛海により菩提の供養のため建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 菩薩
名称 三界万霊地蔵尊像(さんかいばんれいじぞうそんぞう)
所在地 神埼町 神埼 三丁目
場所 安居寺境内に所在する。
年代 -- --年 (0年)
年代根拠 --
指定区分 --
資料番号 3360

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・竿・蓮華座・塔身で構成される。基礎は、平面方形で単弁の蓮文で子葉が付く。竿は方柱形で正面に花頭文様の額を設け「三界萬霊」と左側面には二人の戒名を、右側面には建立者名が刻まれている。蓮華座は、平面円形で単弁の蓮文を三段に魚鱗葺きする。上面には塔身を建てる円形の窪みを設ける。塔身は丸彫りの地蔵菩薩幢である。剃髪で白毫がある。衲衣を纏い脚は裸足である。右手は錫杖を掲げる形をとり、左手に宝珠を掲げている。
現状 欠損・補修等は認められない。保存状態は良好である。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:183.5㎝・ 幅:59.0㎝・ 奥:53.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者 大阿闍梨湛海
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【竿正面】
 三界萬霊

【竿左面】
 (ア)   樹安秀栢信士
  梵字  
       好卯庭雪信女

【竿右面】
 当寺中興大阿闍梨湛海

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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