六地蔵石幢
ろくじぞうせきどう

資料解説

六地蔵石幢であるが、3基以上の石塔の部材が組み合わさっています。竿部には、梵字と僧名が刻まれています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石塔 > 六地蔵石幢
名称 六地蔵石幢(ろくじぞうせきどう)
所在地 神埼町 神埼 三丁目
場所 安居寺境内に所在する。
年代 -- --年 (0年)
年代根拠 --
指定区分 --
資料番号 3357

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 現状、基礎・竿・中台・鴈部・屋根で構成される。基礎は、六角形で上半部に単弁で子葉を持つ反花を廻らす。竿は、六角柱で各面に用端部に梵字と僧名をその下に銘文が線彫りされている。中台は平面円形で、線彫りで連弁が彫られる。底面は四角形に整形されている。龕部は六体の地蔵菩薩立像を半肉彫りする。笠部分には屋根が組み合わさっており、入母屋造りの屋根である。本来の組み合わせではなく、3基以上の石塔の部材を組み合わせている。
現状 2基以上の石塔の部材を組み合わせている。地蔵6体の内3体の顔部分が欠損している。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:152.0㎝・ 幅:60.0㎝・ 奥:60.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【竿①面】
(キリーク)  ■■■衆禅師■■禅門
  梵字 ■■■大禅師道尊禅門
        ■■■■禅師宗鑑禅門

【竿②面】
(不明)    通暦能■憂座■■■記室禅師観志禅門
 梵字              記室禅師妙裕禅尼
        ■■定乗■■厳人 有座禅師妙■禅尼

【竿③面】
(ウーン)   
 梵字     「判別不能」

【竿④面】
(サン)    我茅少衆生珎■智藏禅師教■禅門
 梵字           ■■衆禅師妙■禅尼
        皆其盛通道■■記室禅師中座禅門

【竿⑤面】
(アン)    實嚴明■志正通上座悉明徳嚴
 梵字         ■■■禅■妙忍禅門
        倉■金■  拾次
                 十二月日

【竿⑥面】
(カク)    應■宗永禅門
 梵字       浄玄禅門
        浄金禅門願■■■
        ■忍禅尼

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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