天満宮石祠
てんまんぐうせきし

資料解説

天神像を半肉彫りで彫る石祠です。弘化2年（1845）に施主氏子中、世話人平原権左衛門、石工武富次郎右ヱ門により造立されています。全体的に非常に精緻な作りです。

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基本情報

資料の分類	歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石塔 > 石祠
名称	天満宮石祠(てんまんぐうせきし)
所在地	神埼町尾崎尾崎西分
場所	尾崎西分地区の南東部の水田部に位置する。地蔵堂境内地内
年代	江戸　弘化2年 (1845年)
年代根拠	銘文による
指定区分	--
資料番号	3104

詳細情報

構造特徴・概要	基壇・基礎・台座・塔身・屋根で構成される。切石を積んだ基壇と基礎で1石の四角形の台座を置く。塔身は1石造りの龕部で内部に坐像の天神像を半く彫りで彫る。前面には両扉が付く。屋根は入母屋造りで正面に破風を持つ。四隅の軒先は大きく反り尖る。
現状	扉が大きく破損・欠損・している。
背景・由来・伝承
特記事項
規模	【全体規模】高：201.0㎝、幅：104.0㎝、奥：94.0㎝
材質	安山岩
製作・建立者	世話人　　平原権左衛門　　（他六名）　石工　武富次郎右ヱ門
祭・行事
祭神・宗派
銘文 ※1、※2	【屋根正面】　天満宮【基礎正面】　弘化二乙巳年　施主　氏子中　十二月吉祥日【基礎左面】　世話人　　平原権左衛門　　（他六名）　石工　武富次郎右ヱ門

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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