駅ヶ里大明神の鳥居
えきけりだいみょうじんのとりい

資料解説

駅ヶ里大明神の、享保10年(1725)に建立された鳥居です。神埼・田道ヶ里・駅ヶ里村の氏子により奉献され、牛津砥川の石工である武冨氏により製作されています。昭和17年(1942)に再建されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 鳥居
名称 駅ヶ里大明神の鳥居(えきけりだいみょうじんのとりい)
所在地 神埼町 田道ヶ里 駅ヶ里
場所 駅ヶ里神社境内に位置する。
年代 江戸 享保10年 (1725年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 3038

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 明神鳥居の構造を持つ。柱・笠木・島木は2本継である。柱の上端部には台輪があり、基礎部には亀腹を置く。笠木の反りは両端で急激に反り、中央部は水平に近い。額束は周縁に花頭文を施し、「大明神」の文字を彫る。
現状 破損・欠損・補修等は認められない
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:295.0㎝・ 幅:372.0㎝・ 奥:33.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者 石工:武富幸右衛門・武冨千右衛門
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【額束】
 大明神

【右柱】
 奉造立華表      一宇
        御寶前

【右柱下部】         
       神埼■氏子中
       田道ヶ里氏子中
       驛ヶ里村町中
       田中庄右衞門
         加■衞門
     宮司金龍院
  願主牟田市郎右衞門
       相浦源太■衞門
       牟田源太■衞門
       牟田   兼良
       坂崎次郎■衞門
       米倉幸右衞門
       荒木源右衞門
       米倉甚六
       江口杢■衞門
       古賀忠■衞門
       藤木  丁内
       柴田助■衞門
       柴■保右衞門
       柴田六内
       篠崎六之丞

【左柱正面】
 于時享保十乙巳年六月吉旦

【左柱下部】  
       米倉徳兵衞
       田中仁右衞門
       田中■右衞門
       田中■之丞
       中嶋伊兵門
       田中■右衞門
       篠崎親之丞
       栗原太郎右衞門
       秋山教味
       緒方重右衞門
       小池瀬兵衞
       関四郎■衞門
       大間七右衞門
       米倉■右衞門
       成富甚■衞門
   石工 武富幸右衞門
       同 千右衞門

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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