三界萬霊地蔵尊像
さんかいばんれいじぞうそんぞう

資料解説

三界萬霊地蔵菩薩像塔で、宝暦3年(1753)に建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 菩薩
名称 三界萬霊地蔵尊像(さんかいばんれいじぞうそんぞう)
所在地 神埼町 鶴 鶴西
場所 日出来・ふるさと大橋 北東下
年代 江戸 宝暦3年 (1753年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 2937

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基壇・基礎・竿・蓮華座・塔身で構成される。基壇は、現状煉瓦で構築されている。基礎は、平面方形で上半部に単弁で子葉が付く反花がを廻らす。蓮華座は、平面円形で単弁の連弁を魚鱗葺され間弁が付く。竿は、方柱形で正面に花頭文様の額を設け「三界萬霊」と彫られる。右側面に年号と施主名が刻まれる。塔身は、舟形光背が付く厚肉彫りされた立像の地蔵菩薩像である。光背上端部は欠損している。剃髪で衲衣を纏い、足元の衣の表現は線刻気味で彫られている。右手は胸の位置で錫杖を持つ形に、左手には欠損するが宝珠を掲げるものと思われる。現在、前面に一体の地蔵菩薩が祀られている。
現状 光背上端部と左手部を欠損する。挌部位の接合部はコンクリートで補強されている。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:142.5cm・ 幅:47.0cm・ 奥:41.0cm
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【柱左面】
 三界萬靈

【柱右面】
   施主中■■
 宝暦三酉年七月吉日

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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