三界万霊地蔵菩薩像
さんかいまんれいじぞうぼさつぞう

資料解説

三界萬霊地蔵尊塔で、宮地■右衛門と宮地七郎兵衛が施主となり安永8年(1779)に建立されています。全体的に破損しており、補修がなされています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 菩薩
名称 三界万霊地蔵菩薩像(さんかいまんれいじぞうぼさつぞう)
所在地 神埼町 鶴 馬郡
場所 馬郡地区東入口脇
年代 江戸 安永8年 (1779年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 2894

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎(反花座・中敷)・蓮華座・竿・蓮華座塔身で構成される。基礎の反花座は平面方形で単弁の蓮文を配し子葉と間弁が付く。蓮華座との間に平面方形で側面を丸く整形加工する中敷があり、平面方形の蓮華座組み合わさる。蓮華座は、単弁の蓮文を配し間弁が付く。竿は方柱形で、正面に花頭文様の額を設け「三界萬霊」と左右側面には施主と年号が彫られている。竿上部の蓮華座は、平面円形で単弁の蓮文を魚鱗葺きには医師間弁が付く。塔身との接合部はコンクリートで補修が行われており、構造は不明である。塔身は舟形と思われる光背が付く、立像の地蔵菩薩像を厚肉彫りする。顔部・両手・足元はコンクリートで補修をされている。
現状 顔部・両手は欠損し、足部の衣など全体的にコンクリートで補修されている。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:158.0㎝・ 幅:39.0㎝・ 奥:32.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者 施主:宮地■右衛門・同七郎兵衛
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【正面】
 三界萬霊

【左面】
 村中

【右面】
 安永八己亥四月吉日
 施主 宮地■右衛門
      同 七郎兵衛

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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