構造特徴・概要 |
基礎(反花座・中敷)・蓮華座・竿・蓮華座塔身で構成される。基礎の反花座は平面方形で単弁の蓮文を配し子葉と間弁が付く。蓮華座との間に平面方形で側面を丸く整形加工する中敷があり、平面方形の蓮華座組み合わさる。蓮華座は、単弁の蓮文を配し間弁が付く。竿は方柱形で、正面に花頭文様の額を設け「三界萬霊」と左右側面には施主と年号が彫られている。竿上部の蓮華座は、平面円形で単弁の蓮文を魚鱗葺きには医師間弁が付く。塔身との接合部はコンクリートで補修が行われており、構造は不明である。塔身は舟形と思われる光背が付く、立像の地蔵菩薩像を厚肉彫りする。顔部・両手・足元はコンクリートで補修をされている。
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現状 |
顔部・両手は欠損し、足部の衣など全体的にコンクリートで補修されている。 |
規模 |
【全体規模】高:158.0㎝・ 幅:39.0㎝・ 奥:32.0㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【正面】 三界萬霊
【左面】 村中
【右面】 安永八己亥四月吉日 施主 宮地■右衛門 同 七郎兵衛 |