構造特徴・概要 |
基壇・基礎・塔身で構成される。左右一対の狛犬で、向かって左側に位置する。基壇は直方体の切り石を長方形に組む。上面に多数の杯状穴が認められる。基礎は、切り石の長方体で、正面に「献」と彫られ左側面には扇形の装飾が施される。上面に杯状穴が穿たれている。狛犬は、蹲踞の姿勢で顔を右に大きく向け、体部はやや丸みを持った体系である。口を小さく明け、顎を引いて前方をにらみ、眉部は隆起し斜めに吊り上る。目は楕円形状で突出し、鼻は太くやや上を向く。耳は外方に水平気味に伸びている。鬣は頸から肩部に掛けて線彫りで平面的に表現され、巻き毛はない。尾は短めの立尾である。 |
規模 |
【全体規模】高:139.0㎝・ 幅:62.0㎝・ 奥:87.0㎝ |