蚕神社の石祠地蔵菩薩坐像
かいこじんじゃのせきしじぞうぼさつざぞう

資料解説

地蔵菩薩坐像を半肉彫りする石祠で、元文5年(1740)に馬渡茂右衛門により造立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 菩薩
名称 蚕神社の石祠地蔵菩薩坐像(かいこじんじゃのせきしじぞうぼさつざぞう)
所在地 神埼町 城原 八子
場所 蚕神社
年代 江戸 元文5年 (1740年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 2651

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・塔身・屋根で構成される地蔵菩薩坐像を塔身に彫る石祠である。基礎は一石造りで平面方形である。上面の正面側に扉を嵌め込む円形の穴がある。塔身は断面U字形に龕部を堀込、下半部に蓮華座と坐像の地蔵菩薩像を半肉彫りする。蓮華座は単弁の蓮弁を持つ。像は剃髪で袈裟を纏い結跏趺坐に組み、脚上で宝珠を掲げている。屋根は入母屋造りで四隅の軒先は上方へ反上がる。塔身右側面に年号と施主名がある。
現状 扉は欠損する。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:78.0㎝・ 幅:42.0㎝・ 奥:36.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者 馬渡茂右衛門
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【右面】
 元文五年庚申十一月吉祥日
          馬渡茂右衛門

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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