構造特徴・概要 |
基壇・基礎・塔身で構成される。基壇は、竿石状の切石を方形に1段組みで、新設され建物で3基の石塔が建っている。中央部に平面方形の切石を置く。基礎石との接合部はコンクリートで補強されている。塔身は不成功方形状で、頭部は面を持つ。素材の分割面を正面に用い、前面を平滑に仕上げられている。中央部に長方形の額を設け「猿田彦大神」と彫られる。額の右側に紀年銘がある。額上部の頭部側には日と月が描かれている。側面、形を整える縁取り加工が行われ、凹凸がある面を形成する。裏面は荒い縁取り加工が前面に行われ、中央部には稜を形成し、全体の形状を整えている。 |
規模 |
【全体規模】高:99.0cm・ 幅:63.0cm・ 奥:53.0cm |
銘文 ※1、※2 |
【塔身正】 文化十年酉十二月吉日 (日) 猿田彦大神 (月) |