観音菩薩大乗妙典一石一字塔
かんのんぼさつだいじょうみょうてんいちせきいちじとう

資料解説

真龍寺の観音堂に祀られている観音像で、「大乗妙典一石一字一部観音石像安置壇上」とあり、一字一石の埋経に伴い造立された観音像と思われます。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 観音菩薩
名称 観音菩薩大乗妙典一石一字塔(かんのんぼさつだいじょうみょうてんいちせきいちじとう)
所在地 神埼町 志波屋 志波屋
場所 真龍寺 観音堂内に祀られる。
年代 江戸 --年 (0年)
年代根拠 --
指定区分 --
資料番号 1611

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 塔身・蓮華座・上敷茄子・台座(基礎)で構成されr、塔身と蓮華座は一石造りの立像の観音像である。
右手に花瓶を持ち、左手与願印を結ぶ頭部は高髻を持つ。
上敷茄子の正面には格座間を持つ。台座は、平面六角形で、下部の面に銘文を刻んでいる・
台座に大乗妙典 一石一時一部 観音石造 安置檀上 とある。
堂の前面に1対の石灯籠が建立されており、『大智勢至 御寶前 石灯籠 一基 元禄甲申二月吉日 鍋嶋主水藤原直恒建之』とあり、本観音像が1704年には建立されていたことが分かる。
現状 破損・欠損は見られない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:155.0㎝・幅:54.0㎝・奥:47.5㎝
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【基壇正面】
 奉書冩
 大乗妙典
 一石一字一部
 観音石像
 安置壇上
【基壇正面左】
   御希
 不盡乾坤
 祝延壽域
 ■邊風月
 増長徳輝
【基壇正面右】
   爲
  主君
【基壇左面左】
 文武各
 栄達
 技葉永
 茂盛

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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