かんざきを歩こう 散策マップ『仁比山・城原地区散策マップ』(6)を掲載しました。

2017/12/18

かんざきを歩こう 散策マップ

かんざきを歩こう №6 「勢福寺城跡と城下町遺跡コース」

【コース概要】

 勢福寺城は、標高196.1mの城山頂上に築かれた山城跡です。正平8年(1353)に九州探題一色直氏により築城され、一色氏・菊池氏・少弐氏・江上氏が代々城主となり天正17年(1589)に蓮池に移城し廃城となっています。この地は、南北朝時代の要衝の地にあり、九州の名族である少弐氏の本拠とされ、少弐政資・少弐資元・少弐冬尚とこの城を拠点とし、少弐氏滅亡の後は江上氏の居城となり、龍造寺氏による改造がなされた肥前国最大規模の戦国山城です。

標高196mの城山山頂に築かれた山城跡である勢福寺城跡は、中央部の大規模な堀切を境に南域と北域の縄張りに区分されます。縄張り構造の特徴より、南域は古段階に、北域は新段階と考えられています。山麓部には、城山東麓の伊勢福寺溜池北の谷部に長大な横堀に守られた居館と推定される曲輪群が存在しています。さらに、城原川に向かって張り出す台地上には、通称「雲上の城」と呼ばれる居館跡が残され、現状で南北280m・東西380mの非常に大規模な遺構群です。城山南麓の種福寺東尾根には、城下町域と城域とを区切る外塁線となる大規模な横堀群が構築されています。さらに、南部台地上には、「元屋敷」や「市場」の地名が残され、堀により区画がされた城下町が形成されていました。城山南麓には、江上家種の開基である曹洞宗西谷山種福寺が建立され、江上家種の五輪塔をはじめ、城原衆やその子孫の墓が残されています。
勢福寺城跡と城下町遺跡は、少弐氏という守護の城と城下町が残存し、全国的にも希少な室町期の大名居館遺跡で、北東に所在する肥前安国寺とともに日本の城下町の起源にあたる貴重な中世の遺跡と評価されています。

 

【起点】城原地区公民館   【終点】城原地区公民館

【コース距離】約7.0km

【主な見所】

・勢福寺城跡(山城跡)・種福寺・江上家種の墓・「元屋敷地区」・雲上ノ城・空堀跡・土塁跡・「市場地区」・真正寺・少弐冬尚の墓・安養寺

【散策コースマップ】はこちらからPDF

 №6 勢福寺城跡と城下町コース(表).pdf

 №6 勢福寺城跡と城下町コース(裏).pdf?

 

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