神埼市歴史まちづくり遺産 4 《上直鳥クリークの川路段》

2017/09/04

神埼市歴史まちづくり遺産

 

神埼市歴史まちづくり遺産 上直鳥クリークの川路段 

1 種別      歴史遺産

2 登録番号  第10-0001号

3 所在地   神埼市千代田町直鳥

4 登録年月日 平成26年3月17日

○遺産の概要

神埼市の南部地区一帯は、縦横に堀が掘られた独特の農村景観を形成していました。現在、圃場整備事業が施工され、集落内や周囲に堀が廻り、中世に起源をもつ環濠集落の景観が残されています。

この堀は、農業用水としての機能と共に、集落に生活する人々の日常の生活用水や船による交通、たま堀より産する鮒や鯉などの淡水魚や菱やレンコンなどの多くの恵みをもたらし、さらには、防御や防火機能も併せ持った重要な役割を持っていました。昭和初期頃までは、堀の水を飲料水や洗い物などにも利用されていました。

堀に隣接する各戸では、堀の水を利用するため、石造りの階段と作業場や船着き場となる「川路段」が屋敷地に形成されていました。現在、堀そのものの機能と役割が失われ、この川路段が護岸工事などで失われています。

上直鳥クリークの川路段は、直鳥環濠集落内位置する屋敷に形成され、現在もその機能や構造を残す川路段として数少ないものであり、今後のクリークの歴史や機能などを後世に伝えるためにも重要な遺産と位置付けられます。



 

 

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