構造特徴・概要 |
脊振町鹿路の城原川に架かるアーチ式の眼鏡橋である。明治22年から始まる仁比山~廣滝に至る県道(県道21号線)改修工事に伴い新設された。工事は、明治23年(1890)に着工され、明治25年(1892)5月25日に竣工した。総工費875円である。長さ20m・高さ14m・幅6mの規模を持つ。 |
現状 |
観光名所として駐車場・便益設備が整備され公開・活用されている。 平成21年神埼市重要文化財に指定され文化財として保護・活用がなされる。 |
背景・由来・伝承 |
明治中期に県道拐取工事に伴い、新設された眼鏡橋である。 |
特記事項 |
眼鏡橋完成以前の道路は、政所の一の橋(木橋)は幅20~50㎝の一枚板で、その先より岩屋方面へ、もう一方は廣滝発電所から倉谷を経て白木・久保山に至る道であった。また、今屋敷から峠を通って廣滝へ至る道路があった。 |