構造特徴・概要 |
冠者神社境内に集積された石塔群の一つで、花崗岩の板状石を素材とする伊勢講碑である。正面形は、不正形で頭部が山形に尖る形状を持つ。頭部右隅は欠損する。正面上端に円文を線刻し、その下部に「大神宮」の神号が彫られる。神号の左右に紀年銘がある。下部には、14名の施主名が刻まれている。裏面は、素材の荒割痕が残る。 |
規模 |
【全体規模】高:110.0㎝・幅:78.0㎝・厚:20.0㎝ |
製作・建立者 |
村吉左衛門・野村幸庵・深堀四良左衛門・吉田七左衛門・松石孫兵衛門・佐藤善左衛門・樋口弥左衛門・迎源左衛門・大石次良右衛門・内川六兵衛・野中氏右衛門・深堀平五左衛門・吉富■兵衛門・福井六右衛門野 |
銘文 ※1、※2 |
【塔身正面 上部】 惟寛文十三癸丑歳 太神宮 仲春吉祥日 【塔身正面 下部】 野村吉左衞門 野村幸庵 深堀四良左衞門 吉田七左衞門 松石孫兵衞門 佐藤善左衞門 樋口弥左衞門 迎 源左衞門 大石次良右衞門 内川六兵衞 野中氏右衞門 深堀平五左衞門 吉冨■兵衞門 福井六右衞門 |