恵比寿像
はちけんしゃせきし

資料解説

基壇・基礎上に不正形な舟形の塔身を建て、塔身下半部に恵比寿像を薄彫りしています。基礎に銘文があり高木郡栁助が願主となり建立されたことが分かります。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 天部
名称 恵比寿像(はちけんしゃせきし)
所在地 千代田町 渡瀬 下神代
場所
年代 -- --年 (0年)
年代根拠 --
指定区分 --
資料番号 6540

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基壇・基礎・塔身で構成される恵比寿像塔である。基壇は竿石を方形に組み、現状コンクリートで補強されている。基礎は、平面方形で上半部は水たれ風の整形加工される。正面と右側面に銘文が彫られれている。塔身は、不正形で下半部に恵比寿像を薄彫りする。像は、烏帽子を被り狩衣を纏う。左足を下げ右足を組む。上半部には中央部と上半部に長方形の枠と思われるものが確認されるが、堀が浅く詳細は不明である。側面観はほぼ垂直に立ちあがり、素材を分割した面が大きく残る。断面は中央部で三角形状で、裏面は素材の面を中央部に残している。塔身側面部には7㎝×5㎝の矢穴跡7×5が認められる。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承 【全体規模】高:123.0㎝・ 幅:49.0㎝・ 奥:48.0㎝
特記事項
規模
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【基礎正面】
和劦■
 寅造
 願主
 高木部
  栁助
【基礎右面】
 世話人
 牟田喜助

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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