鰐口
わにぐち

資料解説

寛文2年(1662)に、廣瀧良三衛門尉重忠により奉納された鰐口です。銘文には毘沙門御宝前とあります。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 美術工芸品 > 工芸品 > 金工品 > 鰐口
名称 鰐口(わにぐち)
所在地
場所
年代 江戸 寛文2年 (1662年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 616

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 断面四角形で、5角形状の吊鐶(耳)を持つ。目は上部に大きく尖り突出し、丸みを持ち上端が目の上方まで伸びる口唇である。撞座区と外区に分かれ、それぞれに銘文が彫られている。撞座は、復弁の十葉で子葉をが付く。子房内に七葉で7個の連子を配する。
現状 撞座部に穴が開く。
背景・由来・伝承 寛文2年に廣滝良三衛門尉重忠により毘沙門御宝前として奉納された鰐口である。
特記事項 鰐口は、社殿や仏殿の正面に吊るして、参拝者が綱を振って打ち鳴らす円形の平たい鈴で、金鼓ともいう。『日本美術図解事典』
規模 【全体規模】高:22.0㎝、 幅:23.0㎝、 奥:7.0㎝
材質 青銅
製作・建立者 奉納:廣瀧良三衛門尉重忠
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【裏面】
 混沙門御寳前村中合心而奉
 掛鰐一口山家村民福寿綿延
 子孫般栄傅万代仍旨趣如件
 
 于時寛文二壬寅大三月吉祥日
   廣瀧良三衞門尉重忠

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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