後鳥羽神社
ごとばじんじゃのとりい

資料解説

後鳥羽上皇を祀る神社です。当地地区は「鳥羽院」地名とともに、上皇が宮とした教信寺、後鳥羽上皇を葬ったとされる山稜が所在し、「手井田」「みそぎ」「大畑」など地名や、上皇が当地区を訪れた伝承を伝える「稗かゆのお地蔵さん」など後鳥羽上皇に因む伝承があります。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 神社・仏閣・堂建造物 > 神社 > 神社
名称 後鳥羽神社(ごとばじんじゃのとりい)
所在地 脊振町 鹿路 鳥羽院下
場所 古釜集落の北西谷に位置する。
年代 -- --年 (0年)
年代根拠 --
指定区分 --
資料番号 302

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 後鳥羽上皇を祀る神社である。本殿・幣殿・拝殿で構成される社殿が建つ。境内には鳥居・灯籠・狛犬の石造物や佐賀県の名木・古木に登録されている巨木が見られる。
『神埼郡村誌』に「村社村西鳥羽院字大畑ニ在リ東西八間南北十九間三八反別五畝五歩祭神後鳥羽天皇隠岐ヨリヒソカニ九州ニ幸シ此山中ニ留ル西川左ヱ門太輔源家一房之ニ従フ延膝元年二月廿二日此地ニ崩ズ宝算六十歳家房陵ヲ築テ之ヲ葬ル今山田中ニ一畝歩許ノ塚アリ後世土入社ヲ建テ其遺物ヲ祭ル称メ後鳥羽院宮ト称ス御落飾前ノ御影ヲ安置ス終ニ其地ヲ称メ鳥羽院村ト云フニ至ル以上社記-一拠ル他ニ考ル所無シモ神代氏ノ家記ヲ按スル西川伊与守竜造寺隆信ニ感シ神代勝利ヲ殺セント謀リ発覚メ詠セラル云フ伊与力先祖ハ後島羽院ニ隠岐一一仕へタル者也ト載セタリ或ハ云プ天皇崩後西川其遺骨ヲ奉メ西ニ下リ之ヲ山中ニ葬ルモノニ似リト神社ハ両岩ノ問小渓ノ側ニアリ地勢幽遼甚夕愛ス可シ祭日旧暦正月十一月並二十四日ヲ用ユ』と記される。
現状 鳥羽院地区の氏神として良好に維持管理されている。
背景・由来・伝承 後鳥羽上皇を祭神とする神社。後鳥羽上皇に因む伝承や地名さらには、寺・墓なども所在している。鳥羽院地名も起こりともなっている。
特記事項
規模
材質 木造瓦葺き
製作・建立者
祭・行事 ・後鳥羽上皇命日祭(2月22日)
・百手祭(4月16日)
・秋祭り(11月12日)
祭神・宗派 後鳥羽上皇
銘文

※1、※2

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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