構造特徴・概要 |
竿・敷茄子・蓮華座・塔身で構成される。竿は方柱形で正面に花頭文形の額を設け「三界萬霊」と左右側面には年号と願主が彫られている。敷茄子は、円形で側面に格座間がある。上部に平面円形の蓮華座が乗る。素弁の蓮弁を配し間弁が付く。底面は円形状にわずかに突出する。塔身は、舟形光背が付く坐像の地蔵菩薩像を肉彫りする。光背の上端部は欠損している。剃髪で衲衣を纏い脚を結跏趺坐に組む。脚上で両手で宝珠を掲げている。 |
規模 |
【全体規模】高:104.5㎝・ 幅:30.0㎝・ 奥:30.0㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【基礎正面】 三界萬霊
【基礎右面】 寛政貳庚戌年 九月吉日
【基礎左面】 願主當村若者中 |