猿田彦大神塔
さるたひこだいじんとう

資料解説

寛政12年(1800)永歌村中により造立された猿田彦太神塔です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 文字塔・信仰形態 > 猿田彦大神
名称 猿田彦大神塔(さるたひこだいじんとう)
所在地 神埼町 永歌 永歌
場所 永歌農村公園
年代 江戸 寛政12年 (1800年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 4505

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 現状、コンクリート基壇に基礎・塔身で構成される。基壇は、コンクリートで覆われており、本来の基壇構造は不明である。基礎は、平面方形の切り石を用いており、気泡が見られる石材である。塔身は、素材を半裁した面を正面に用いた舟形状である。基部側に小さな段があり、その上部の銘文が彫られる面は平滑にし上げられ長方形状に窪み、「猿田彦太神」と彫られる。左右には紀年銘がある。左側縁に幅約6.0㎝・深さ約4.0㎝の矢穴が5列残されている。左側面は、素材を分割した面を用い、右側面は不要な部分を取り除いた正面側からの縁取り加工痕が残る。裏面も、板状に整える加工痕が左右側縁部より行われている。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:94.0cm・ 幅:43.0cm・ 奥:36.5cm
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【塔身正面】
  寛政十二庚申年
 猿田彦太神
  十一月日永歌村中

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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