三界萬霊地蔵菩薩像
さんかいばんれいじぞうぼさつぞう

資料解説

三界萬霊地蔵尊塔です。安永3年(1774)に九邦叟代により建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 菩薩
名称 三界萬霊地蔵菩薩像(さんかいばんれいじぞうぼさつぞう)
所在地 神埼町 神埼 二丁目
場所
年代 江戸 安永3年 (1774年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 3744

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・竿・蓮華座・塔身で構成される。基礎は一石造りの平面方形で、上半部に単弁で子葉が付く蓮文と間弁を配している。竿は、方柱形で正面に花頭文様の額を設け「三界萬霊」と薬研彫りで彫られる。右側面には僧名を、左側面には年号を刻んでいる。蓮華座は、平面円形で単弁の蓮文を二段に廻らしている。蓮肉部はコンクリートで補強され詳細は不明である。塔身は、光背が突く肉彫りの地蔵菩薩立像である。
現状 光背上半部は欠損する。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:158.5㎝・ 幅:49.5㎝・ 奥:47.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者 當院現住九邦叟代
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【正面】
 三界萬霊

【左面】
 安永三甲午六月吉良日

【右面】
 當 院現住九邦■代

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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