三界萬霊地蔵菩薩像
さんかいばんれいじぞうぼさつぞう

資料解説

三界萬霊地蔵尊塔で、講仲間の若衆により安永6年(1777)に建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 菩薩
名称 三界萬霊地蔵菩薩像(さんかいばんれいじぞうぼさつぞう)
所在地 神埼町 竹 伏部
場所 天満神社 南
年代 江戸 安永6年 (1777年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 3121

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基壇・基礎・竿・蓮華座・塔身で構成される。基壇は二段に竿石を組んでいる。基礎は、平面方形で上半部に反花が付く。反花は、単弁で長楕円形の子葉と間弁が付く。竿は、方柱形で正面に花頭文様の額を設け「三界萬霊等」と右側面に年号を左側面に造立者を刻んでいる。蓮華座は平面円形で、単弁の蓮文を二段に魚鱗葺きする。上面には塔身を建てる隅丸方形状の窪みを設ける。塔身は丸彫りの地蔵菩薩立像で、剃髪で衲衣を纏い胸元で宝珠を掲げる。脚は裸足で指が明瞭に表現されている。
現状 頸部で頭部は破損し、補修されている。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:156.0㎝・ 幅:70.0㎝・ 奥:64.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【基礎正面】
 三界萬靈等

【基礎右面】
 安永六丁酉歳九月吉日

【基礎左面】
 當村講仲間若衆中

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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