三界萬霊地蔵尊像
さんかいばんれいじぞうそんぞう

資料解説

三界萬霊地蔵尊塔で、仏の慈悲によって二世にわたって安楽と村中の繁栄を願って、明和2年(1765)に建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 菩薩
名称 三界萬霊地蔵尊像(さんかいばんれいじぞうそんぞう)
所在地 神埼町 田道ヶ里 駅ヶ里
場所
年代 江戸 明和2年 (1765年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 3034

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・竿・蓮華座・塔身で構成される。基礎は平面方形で単弁で子葉と間弁が付く反花を廻らす。竿は方柱形で正面に正面に花頭文様の額を設け「三界萬霊」と刻んでいる。左右側面に願主・年号等が彫られている。蓮華座は平面円形で、単弁の蓮文を二段に魚鱗葺きし間弁が付く。塔身は丸彫りされた地蔵菩薩立像である。剃髪で衲衣を纏い脚は沓を履く。右手は胸元で錫杖を持つ形に、左手には宝珠を掲げる。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:138.5cm・ 幅:42.0cm・ 奥:38.0cm
材質 安山岩
製作・建立者 願主:牟田傳兵衛・西久保大右衛門
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【正面】
 三界■霊

【左面】
 二世安樂村中繁永

【右面】
   願主 牟田傅兵衞
       西久保大石衞門
 明和乙酉孟■四日 

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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