馬頭観音像
ばとうかんのんぞう

資料解説

三面八臂の坐像の馬頭観音像塔です。正面頭上に馬頭を頂き、真手は胸元で馬口印を結んでいます。脇手には左上より輪宝・金剛棒・念珠を右上より剣・斧を持っています。台座に馬郡村・今屋敷村・平ヶ里村の村名が記されていますが、年号等はなく製作年代は不明です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 観音菩薩
名称 馬頭観音像(ばとうかんのんぞう)
所在地 神埼町 田道ヶ里 平ヶ里
場所 三本松川西岸
年代 -- --年 (0年)
年代根拠 --
指定区分 --
資料番号 2966

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基壇・基礎・塔身で構成されている。三面八臂の馬頭観音像である。基壇は整形された竿石を平明方形に組まれている。基礎は平面方形で上面は丸く座を整形している。塔身は、一石で台座部と蓮華座・像本体並びに光背部を作り出している。真手は胸元で馬口印を結び、脇手は左上より輪宝・金剛棒・念珠を、右上より剣・斧・施無畏印の持物を持つ。
隣接する方柱塔に「馬頭観音」と刻む文字塔と本来組み合わさっていたと思われる。
現状 光背上端部を欠損する。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:135.0㎝・ 幅:82.0㎝・ 奥:80.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者 馬郡村・今屋敷村・平ヶ里村
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

台座・右】
 馬郡村
 今屋舗村
 平ヶ里村

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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