田上神社狛犬
たがみじんじゃこまいぬ

資料解説

田上神社拝殿前の狛犬で、大正8年(1919)に建立されています。藤津郡五丁田村の石工岩田佐八の作です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 狛犬
名称 田上神社狛犬(たがみじんじゃこまいぬ)
所在地
場所
年代 大正 大正8年 (1919年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 2787

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 拝殿前に左右一対で建立された右手の狛犬である。基壇・基礎・台座・塔身で構成される。基壇は竿石を2段に組み、上部に長方形の基礎を置く。口を開いた阿行の狛犬で、蹲踞の姿勢を取る。前脚の膝部に段が見られる。大きな円形のやや突出した目で眉部は盛り上がり彫りが深い。鼻は大きく突出し鼻孔も円形状に明瞭に表現される。歯はやや大きめの歯並びで左右に牙がある。耳は後ろ下に向くたれ耳である。鬣は緩い巻き毛で髪の表現は精緻に彫られる。尾は立て尾で左右に巻き毛が明瞭に表現される。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:168.5㎝・ 幅:70.0㎝・ 奥:93.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【基礎・正面】
 大正八稔十月吉日
  寄進者
  利田村
   原忠平

【基礎・左】
 氏子総代
  碇 久藏
  (他6氏名)

【基礎・右】
 奉納

【基礎・裏面】
 藤津郡五丁田村
  石工 岩永佐八

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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