恵比寿像
えびすぞう

資料解説

自然石形の光背が付く恵比寿像塔で、宝珠文が付く烏帽子を被り左脇に鯛を抱えています。基壇部は新調されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 天部
名称 恵比寿像(えびすぞう)
所在地 千代田町 渡瀬 下神代
場所
年代 昭和 昭和10年 (1935年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 6552

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基壇・基礎・塔身で構成される。基壇は基底部に安山岩製の石組が見られその上部に二段の切り石積の構造を持つ。上部に平面方形の中台状の台座を置く。基礎は一石の平面方形である。基壇・基礎は、昭和10年に個人により再建されたものである。塔身は、自然石形の光背が付き岩座に座る恵比寿像である。台座は、不正形な岩座で正面に岩文を施している。光背は、不定形な自然石形で上端部は不正形に尖る。断面系は三角形状で、素材の形状を大きく残している。像は、左足を降し右足を組み岩座に座る。頭に烏帽子を被り烏帽子正面には宝珠文がある。狩衣・指貫を付け、脚には脛当が見られる。頸部に烏帽子の紐を結び、腰に帯の結びが見える。左脇に鯛を抱え、右手は竿を持つ形に結んでいる。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:54.0㎝・ 幅:43.0㎝・ 奥:27.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【基礎裏面】
 昭和十年十一月十二日建設
       末次勝次郎

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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