下直鳥天満宮の鳥居
しもなおとりてんまんぐうのとりい

資料解説

文化7年(1810)に建立された下直鳥地区の天満神社の鳥居です。銘文より秀嶋作右エ門・香田乙右エ門・麹屋久太夫の3名と百田源兵衛・氏子が施主となり建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 鳥居
名称 下直鳥天満宮の鳥居(しもなおとりてんまんぐうのとりい)
所在地 千代田町 直鳥 下直鳥
場所 下直鳥地区の天満神社境内に位置する。
年代 江戸 文化7年 (1810年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 6032

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 笠木・島木・扁額・貫・柱・亀腹で構成される明神鳥居である。笠木は柱上部から反りはじめ、端部は襷墨に切り落とす。貫は断面長方形で柱間の長さの約1/4ほどが突出する。島木と貫の間に額束と一体となった扁額を建てる。扁額は各辺にヶ所に切り込みが施され、中央部に長方形の枠内に「天満宮」と彫る。柱はほぼ垂直に建てられ、基礎部には亀腹が置かれる。柱上端部には島木を支える台輪が付く。左右の柱には銘文が刻まれている。
現状 破損・欠損・補修等は認められない
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:271.5cm・ 幅:365.0㎝・ 奥:55.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【額束正面】
 天満宮
【右柱正面】
 秀嶋作右エ門
 香田乙右エ門
 糀屋久太夫
【左柱正面】
       宮守
 文化七庚午年 秀島孫右エ門
  九月吉日
       施主
        百田源兵衛
        氏子中

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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