山王神社の鳥居
さんのうじんじゃのとりい

資料解説

旧山王神社境内に建つ鳥居です。安政6年(1859)に久保山の氏子中により建立されています。現在、神社そのものは明治41年に脊振神社に合祀されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 鳥居
名称 山王神社の鳥居(さんのうじんじゃのとりい)
所在地 脊振町 服巻 田中
場所 山王神社跡南入口に立つ。
年代 江戸 安政6年 (1859年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 221

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 明神形式の鳥居で、柱部は一石づくりで、基礎部に亀腹・上部に上端部に台輪を持つ。貫はの両端は欠損している。笠木は左右の柱部分より反りはじめる。額束は、周縁に蔓文を施し「山王社」と刻んでいる。
現状 破損・欠損・補修等は認められない
背景・由来・伝承 明治14年神埼郡誌、腹巻山村の社の項に記載されている久保神社と同一の神社か。
久保神社は、東西五間三十六、南北二十八間、反別五畝、祭神大山咋神、後宇多弘安二年己卯創立、祭日旧暦九月十六日とある。
特記事項
規模 【全体規模】高:358.5㎝、幅:447.0㎝、奥:42.0㎝
材質 花崗岩
製作・建立者 久保山氏子中
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【額正面】
 山王神社
【左柱正面】
               坂口要エ門
              也 陣内佐七
 奉建立   中地卯兵エ    田中次兵エ
       原口又八     吉浦栄藏
       花島■十     花■■兵エ
       山内平右エ門   築地助右エ門
                森田九兵エ
                西川幸助
                立石龍藏
                西川直助
              久保山 松翁
【右柱正面】
 安政六己未天八月吉祥日神埼郡久保山
                氏子中
                庄屋
                 中地幸兵衞
                 武本平吉
                 花嶋栄藏
                 中地久藏
                野中五右エ門
                 田中儀平
                 渡瀬要助

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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