構造特徴・概要 |
稲荷形式の鳥居である。笠木と島木は、三本継で柱上方やや外より反増し、鼻は襷墨に切り落とす。貫は柱間が新調されており、柱の外側に柱間の長さの約1/4ほどが突出する。島木と貫の間に「若宮神社」と彫られた額束を建てている。柱は一石で基礎部に亀腹を置き、上端部の島木を支える部分に台輪がある。左右に銘文が彫られる。造立には塩田石工の筒井庄七があたっている。願文は松﨑甦英謹書とある。 |
規模 |
【全体規模】高:325.0cm・ 幅:408.5cm・ 奥:65.0cm |
銘文 ※1、※2 |
【額束】 若宮神社
【左柱正面】 明治十二年己卯十月建 霊名無不■ 遺澤盛無窮 松崎甦英謹書
【右柱正面】 當村氏子中 奉寄進
【右柱裏面】 塩田石工 筒井庄七 |