森山稲荷社塔
もりやまいなりしゃとう

資料解説

天保13年(1842)に造立された稲荷信仰による塔で、正面額内に「森山 稲荷社」と彫られています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 文字塔・信仰形態 > 稲荷信仰
名称 森山稲荷社塔(もりやまいなりしゃとう)
所在地 千代田町 境原 下犬童
場所 西宮神社境内に位置する。
年代 江戸 天保13年 (1842年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 5374

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基壇・基礎・塔身で構成される。基壇は、竿石を2段に組む。基礎は平面方形の一石造りである。塔身は、正面形が長方形で頭部は不正形に突出する尖塔形である。正面に頭部が山形の長方形の額を設け「稲荷社」と彫られる。正面左側縁部に紀年銘がある。正面周縁には、整形加工痕が全面に残り、下部側には斜め方向の鑿痕も残る。側面観は、素材の荒加工痕が残り、不正形な面を形成する。基部側が厚みがあり、先端部に向けて細く尖る形状を持つ。背面は、丸みを残し、荒加工痕が全面に残されている。
現状 基礎の一部を欠損する。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:137.5㎝・ 幅:82.0㎝・ 奥:84.5㎝
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【塔身正面】
 山
  稲荷社
 森
      天保十三年寅仲冬

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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