岩田天満宮の狛犬
いわたてんまんぐうのこまいぬ

資料解説

前足を岩の乗せる磐狛と呼ばれる狛犬です。拝殿前に左右一対で建立された右側に位置し、口に球を咥えています。昭和7年に建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 狛犬
名称 岩田天満宮の狛犬(いわたてんまんぐうのこまいぬ)
所在地 神埼町 尾崎 岩田
場所 岩田天満神社拝殿前
年代 昭和 昭和7年 (1932年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 2604

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基壇・基礎・塔身で構成される。拝殿までに左右一対で位置する狛犬の右側の狛犬である。いわゆる磐狛と呼ばれ、口を開いた阿行の狛犬で左右に二本の牙がある。口中に球を咥える。正面形は、長方形の牡丹文を施した岩座上に前足を乗せ足の上に顔を伏せる体勢で、岩の左右端の顎下に足の指が表現される。左側面は、左後足を踏ん張り、岩に前足と顔を乗せ、左斜め前方(参道を)見る体勢である。右後足は、岩の上に座る形である。尾は立て尾で肩部付近まで伸びる。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:141.0㎝・ 幅:52.5㎝・奥:88.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【基礎正面】
忠孝
【基礎右】
奉納

【基礎左】
寄建者
 出身
佐賀縣神埼郡西郷村
 字岩田村
山口重吉三男
  山口祐二
明治廿五年二月四日生
     四十一才
昭和七年二月吉日建

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

place位置情報

compare_arrows関連情報

関連情報はありません。