王仁天満宮石祠
わにてんまんぐうせきし

資料解説

竹原地区の鰐神社境内にある石祠で、寛政8年(1796)で、僧倫誉により建立されて石祠です。この石祠は、古墳時代に応神天皇の招きで渡来した「王仁博士」に係る石造物と考えられています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石塔 > 石祠
名称 王仁天満宮石祠(わにてんまんぐうせきし)
所在地
場所 鰐神社
年代 江戸 寛政8年 (1796年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 2374

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基壇・基礎・塔身・屋根で構成される。基壇は竿石を方形に組み、上部に平面方形の基礎が乗る。塔身は、一石造りで正面に「王仁天満宮」と彫られる。左側面に「天照山現住施主 倫譽要海代」と彫られている。基礎上面と屋根軒部に円形の穴があり、両開の扉が付いていたと思われるが、現在は失われている。屋根は入母屋作りである。
現状
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:85.5cm・幅:56.0cm・ 奥:59.0cm
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【塔身正面】
 王仁天満宮
【塔身左面】
 天照山現住施主
  倫譽要海代
【塔身右面】
 寛政八丙辰天
 三月吉祥日

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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