八天神社の鳥居
はってんじんじゃのとりい

資料解説

本鳥居は、親王御成婚記念として昭和35年に建立されています。鳥居の柱には、天保5年甲午の年号があり、元脊振町の一番ヶ瀬の高良大明神の鳥居であったことが記されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 鳥居
名称 八天神社の鳥居(はってんじんじゃのとりい)
所在地 神埼町 城原 朝日
場所 八天神社境内に位置する。
年代 江戸 天保5年 (1834年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 1478

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 八天神社境内に建つ明神式の鳥居で柱・笠木は2本継である。笠木と島木は、柱部分やや中央よりより外上方へ反りが始まり、鼻は襷墨に切り落とす。貫は、断面長方形で柱外側に突出する。島木と貫の間に「八天神社」と彫らる額束を立てる。柱は二本継で垂直に建て、基礎部に亀腹が置かれる。柱上端部は島木を支える台輪が作り出されている。左右の柱に銘文が彫られている。
現状 破損・欠損は認められない
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:374.5㎝・ 幅:470.0㎝・ 奥:42.0㎝
材質 花崗岩
製作・建立者 建立者:大塚利彦
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【左柱正面】
 奉納
【左柱裏上】
 奉寄進
   天保五年甲午
【左柱裏下】
 三養基郡中原村高柳
 東京地方検察廰検事 大塚利彦
【右柱正面】
 親王御誕生
      記念
【右柱裏】
 昭和参捨五年
      貳月
【右柱裏下】
 立願成就の為元脊振村一番瀬に鎮
 座高良大神の鳥居を大塚利彦当
 神社に再奉建  宮司朝日武
          世話人
             母大塚シゲ
               仝常一
          石工中山弘

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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