馬頭観音像
ばとうかんのんぞう

資料解説

三面八臂の坐像の馬頭観音像です。頭上に宝髻を結、馬頭を頂いている。手腕は胸元で馬口印を結んでいます。天保6年(1835)に施主萬右右衛門他2名により建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 観音菩薩
名称 馬頭観音像(ばとうかんのんぞう)
所在地 神埼町 志波屋 志波屋
場所 (上志波屋)幹線道路脇
年代 江戸 天保6年 (1835年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 1468

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 塔身、蓮華座、基礎で構成される馬頭観音像塔である。基礎は、方柱形で上端角を丸く面取りする。正面に「馬頭観音大士」と彫られる。蓮華座は平面円形で、基礎との接合部は丸く整形し基礎上面に組まれている。塔身は一石造りで船形光背を持ち肉彫りされた三面八臂の坐像の馬頭観音である。主腕は胸元で馬口印を結んでいる。
現状 状態は良好である。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:84.5㎝ 幅:31.0㎝ 奥:31.0 ㎝
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【正面】
 馬頭観音大士

【左面】
    龍舎
 天保六年乙未
    仲秋吉日

【右面】
  ■■助
 施主萬右ェ門
    傅助 

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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