大乗金文一字一石全部塔
だいじょうきんぶんいちじいっせきぜんぶとう

資料解説

貞亨元年(1684)に建立された一字一石塔です。山王大権現 御宝前に松村市良兵衛他1名が願主となり建立されたことが分かります。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 文字塔・信仰形態 > 写経塔
名称 大乗金文一字一石全部塔(だいじょうきんぶんいちじいっせきぜんぶとう)
所在地 神埼町 的 仁比山
場所 仁比山神社境内に位置する。
年代 江戸 貞享1年 (1684年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 1348

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・蓮華座・塔身で構成される。基礎は平面四角形で上面角部は丸く整形加工される。蓮華座は平面四角形で複弁の蓮華を持つ。上面中央部に四角形の穴を開け塔身を建てている。塔身は、断面四角形の方柱形で、頭部は方錐形に整形加工される。四面に銘文を刻む枠を設けており、頭部は花頭文形に加工されている。
現状 破損・欠損等は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:200.0㎝、 幅:82.0㎝、 奥:73.0㎝
材質 花崗岩
製作・建立者 願主:松村市良兵衛・同■玄仙■
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【塔身正面】
 バク(梵字) 泰書焉大乘金文一字一石全部
【塔身左面】
 山王大權現     御寶前
【塔身右面】
 貞享元年在申子 九月吉祥日
【塔身裏面】 
   武運長久  松村市良兵衛
 祈祷   願主
  子孫栄盛  同■ 玄仙■

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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